掲載日:2014.11.03
こんにちは 遺品整理士の大原です
晩秋というよりも初冬になりつつある時期です。
風邪など体調管理を十分気お付けてお過ごしください。
さて、先日江別市役所にて社会福祉士さん・介護士さんに遺品整理について
講習をおこないました。
今回は、葬儀と遺品整理についてというテーマで
昨今の葬儀(家族葬・密葬・プロデュース葬儀)と遺品整理・家財整理についての
方法・進め方についてです。
詳しくは、お電話やFAX・メールにてご質問ください。
さて、遺品整理に必ずあるのがお焚き上げです。
お仏壇・位牌・遺影写真のほかに人形・着物などを依頼されるお客様が
多いです。
もちろん、お受けしましてお焚き上げしますが、その中でこけしがあります。
皆様こけしの由来をご存知ですか?
むかし、江戸時代に貧しい家庭での口減らしで里子に出したり場合によっては
授かった子供を冷たい川に入って中絶したり・・・
その子供を忘れないために作られたのがこけし、つまり子消しの由来です。
こけしには表情がないのは、むかしある夫婦が口減らしのために、授かつた子供を
山に捨ててしまい殺してしまいました。
その子は病弱なためその夫婦では養うことができず、泣く泣くそうしてしまいました。
その夫婦はこけしを作り、表情(口元を笑顔にした)をつけたところ
笑顔から泣き顔になり、そして恨みの隠った表情に変化したそうです。
そんなことがあってから、こけしには表情をつけない風習がはじまりました。
お客様のお考えひとつですが、長くあった人形にはなんらかの念とか想いが
あると自分はおもいます。